悪質業者がやりがちな営業方法とは?
「外壁塗装はどうやって選べばよいのかわからないから不安」
「外壁塗装の悪質業者を見抜く方法はないの?」 そうお悩みではありませんか?
外壁塗装は悪質業者でも仕上がりをきれいに見せられる、塗料の値段が不透明なことから、
悪質な業者が少なくありません。
「でも専門知識がないと見抜くのは難しいんじゃ?」 と心配する必要はありません。
というのも、悪質業者の手抜き工事を見抜くのは確かに難しいかもしれませんが、悪質な業者の手口はある程度パターン化されているからです。
ここでは悪質な塗装業者の具体的な手口について具体的に見ていきましょう。
悪質業者の手口とは?
悪質な業者の手口は大まかに以下のどれか、または複数に当てはまることが多いです。
- 訪問販売で不安を煽る
- 不自然な値引きをする
- 不安を煽り契約を急がせる
- 工事期間が不自然に短い
- 見積もりが不透明でわかりにくい
訪問販売で不安を煽る
外壁塗装で訪問販売をしてくる業者は疑ってかかるべきです。
いきなり訪問し、「今すぐ塗装をしないと危険だ」と契約を急がせることがすくなくありません。
確かに劣化した外壁を放置すると状況はどんどん悪化します。
ただし、1ヶ月で何かすぐ起きるほど緊急性が高い工事ではありません。
もし本当に、緊急性がある場合には塗装では対処しきれないことがほとんどですし、雨漏れなど明確なトラブルが発生しています。
(目に見えないところで雨漏れしている可能性は0ではありませんが)
訪問販売でもし不安になったのなら、まずは別の塗装業者に相談し客観的な意見を集めるようにしましょう。
不自然な値引きをする
「今この場で契約すると、50万円値引きいたします」 なんて業者は要注意です。
外壁塗装を行う際には見えない原価がいくつかありますが、優良な業者であれば50万円も値引きして利益を出すなんてことは不可能です。
- 塗料の代金
- 職人の施工代
- 足場の施工代
これらの金額は安いものではありません。
そのため、不自然に値段を上げようとしてくる場合には、そもそもの金額を多めに見積もっている、と考えてよいでしょう。
この場合には違う業者に見積もりを取って、見比べてみるとはっきりと違いがわかるはずですよ。
不安を煽り契約を急がせる
悪質な業者は不安を煽り、契約を急がせる傾向になります。
というのも、不安を煽ることで正常な判断をさせまいとするからです。
もしその業者が不安を煽るように契約をするなら要注意。
どうしても判断が難しい場合にはその場は一度帰ってもらい一度心を落ち着かせた方が間違いありません。
工事期間が不自然に短い
外壁塗装はある程度期間が必要な工事です。
というのも、外壁塗装と一口で言ってもその工程は意外とたくさんあります。
具体的には以下の通りです。
- 足場の組み立て
- 養生
- 高圧洗浄
- 下地処理
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
- 付帯部の塗装
- 検査
- 足場解体
家の広さや天気によりますが、外壁塗装の工期は10日くらいはかかります。 極端ですが、5日で終わりというようなことはかなり無理があります。
もし不自然に工期が短い場合、必要な作業を何か省略している可能性があるため、注意しましょう。
見積もりが不透明でわかりにくい
悪質な業者ほど、見積もりが不透明な傾向があります。
中でも注意するべきなのは、「一式」という記載方法です。
通常外壁塗装の作業代金は面積あたりの単価で計算されます。
「一式」という単位は、細かい部分の塗装などで最低単価を下回る面積のときに用いられる表記方法です。
面積の大きな外壁部分で一式になっている場合、たとえ悪質な業者でなくても、きちんと積算ができていないことが懸念されるため、「一式」が多いような塗装業者は避けた方が無難です。
悪質業者の手口は実はそれほど多くない
今回は悪質業者の営業の手口について具体的に見ていきました。
悪質業者の手口は、専門知識がないと難しいということはなく、手口がある程度パターン化されているため、注意するべき点はそれほど多くありません。
もし「悪質業者かな?」と思ったときは、相見積もりを取ることで、見比べてみるとよいかもしれません。