シリコン塗料とウレタン塗料はどっちが良いの?

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「シリコン塗料とウレタン塗料はどっちがよいのかよくわからない」

そうお悩みではないでしょうか。

外壁塗装の中で、人気や知名度が高い塗料がウレタン塗料とシリコン塗料です。

しかし、これらの特徴についていまひとつどんなものかピンと来ていない人も少なくありません。

この記事では、ウレタン塗料とシリコン塗料の違い、それぞれのメリットとデメリット、どんな人におすすめなのかについて解説します。

ウレタン塗料のメリット

ウレタン塗料はシリコン塗料が登場するまでの間、最も人気が高い塗料として、多くの住宅で使われてきました。

そんなウレタン塗料のメリットを簡単にまとめると以下のものがあります。

・密着性が高く、様々な塗料と相性が良い

・光沢感があり、高級感がある仕上がりになる

ではそれぞれの特徴を詳しく紹介します。

密着性が高く、様々な塗料と相性が良い

ウレタン塗料の特徴は密着性が高く様々な下地と相性がよいことです。

また、弾性という塗料が伸び縮みする性質があるため、モルタルなどの動きやすい下地にも使用できます。

木部などにも問題なく塗装できるため、よく使われます。

光沢感があり、高級感がある仕上がりになる

ウレタン塗料の特徴は、独特の艶があり、高級感が生まれることです。

そのため、高級感を求める人にとっては、今でも使われることがあります。

高級家具などの仕上がりにも使われているんですよ。

ウレタン塗料のデメリット

ウレタン塗料のデメリットについては、以下のものがあります。

・耐用年数が他の塗料と比べて短い

・紫外線で変色しやすい

ではそれぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

耐用年数が他の塗料と比べて短い

ウレタン塗料のデメリットは、耐用年数が他の塗料と比較すると、短いことが特徴です。

かつては最も耐用年数が高い人気塗料でしたが、シリコン塗料の登場によってその座は奪われてしまっています。

近年ではそれ以外にも様々な塗料が登場しており、採用される頻度はどんどん少なくなってきました。

紫外線で変色しやすい

ウレタン塗料のデメリットは、紫外線で変色しやすいことです。

紫外線の影響で他の塗料よりも色あせが早く、見た目の劣化が早くなっています。

さらに、吸着性があることから、汚れもつきやすく、見た目が悪くなりやすいです。

そのため、外観をきれいに維持する場合には、耐用年数よりも早く塗装をすることが必要になります。

シリコン塗料のメリット

シリコン塗料は、ウレタン塗料以上の耐久性があり、価格もそれほど高くないことから、現在最も使用されることが多い塗料です。

そんなシリコン塗料のメリットは以下の通りです。

・費用と耐久性のバランスがよい

・汚れが付着しにくい

ではそれぞれのメリットについて詳しく紹介します。

費用と耐久性のバランスがよい

シリコン塗料の特徴は、費用と耐久性のバランスがよいことです。

費用はそれほど高くなく、ウレタン塗料以上に長い8〜12年程度の耐用年数になっています。

価格もウレタン塗料と比べて、少し高いですが、そこまで開きがあるわけではなく、再塗装も含めた総合的なコストパフォーマンスでは、シリコン塗料の方が優秀です。

汚れが付着しにくい

シリコン塗料は、ウレタン塗料と比べて汚れが付着しにくくなっています。

そのため、見た目が悪くなりにくく、特に何もしなくてもきれいな状態が長持ちします。

シリコン塗料のデメリット

シリコン塗料はウレタン塗料と比べてコスパがよい塗料ですが、よい点ばかりではありません。

具体的には以下のデメリットがあります。

・下地との相性によってはひび割れすることがある

・シリコン塗料の中に質のよしあしがある

ではそれぞれのデメリットについて具体的に見ていきましょう。

下地との相性によってはひび割れすることがある

シリコン塗料は、下地との相性が悪い場合ひび割れすることがあります。

というのも、ウレタン塗料と比べると弾性がないためです。

特にモルタルなど動きやすい下地の場合にはひび割れする可能性があるため、シリコン塗料は使えません。

シリコン塗料の中に質のよしあしがある

シリコン塗料は、同じ名前でも、塗料としての品質に大きな差がある塗料です。

というのも、塗料によって、シリコンの含有量が異なるからです。

そのため、シリコン塗料を選ぶ場合には、カタログで耐久性を確認し、本当に信頼できる塗料か確認するのがよいでしょう。

ウレタン塗料とシリコン塗料の違い

「ウレタン塗料のシリコン塗料は、実際どう違うの?」

そう疑問の方もいるかと思います。

具体的には以下の違いがあります。

・耐用年数の違い

・見た目の違い

・コストの違い

ではそれぞれの特徴を簡単に紹介します。

耐用年数の違い

ウレタン塗料とシリコン塗料の違いは、耐用年数の違いです。

ウレタン塗料の耐久性が6〜8年なのに対して、シリコン塗料は8〜12年と耐久性に大きな違いがあります。

また、汚れのつきやすさや見た目の美観がどのくらい持つのかで見ても、シリコン塗料の方が優秀です。

耐用年数が長ければ再塗装までの期間を長く見ることができるため、長い目で見たときのコストパフォーマンスは、シリコン塗料の方が高くなりますよ。

見た目の違い

ウレタン塗料とシリコン塗料の違いは、見た目の仕上がりにも現れます。

ウレタン塗料は見た目にツヤがあり、高級感がある仕上がりになります。

シリコン塗料はツヤがあるものもありますが、ツヤがないものも多いです。

そのため、コストをかけてでもツヤがあるものを選びたい場合には、ウレタン塗料の方がおすすめですよ。

コストの違い

ウレタン塗料とシリコン塗料の違いは、コストの違いです。

価格だけで言えば、ウレタン塗料の方が価格を安く抑えられます。

しかし、シリコン塗料は価格こそウレタン塗料よりも高いものの、シリコン塗料よりも、耐用年数が長いため、長い目で見た場合にはコストが安くなります。

どんな人におすすめ?

「じゃあ自分はウレタンとシリコン、どっちの塗料を選ぶべきなの?」

そうお悩みではないでしょうか。

簡単にまとめると、以下のようになります。

・ウレタン塗料は高級感を求める人におすすめ

・コスパを重視するなら、シリコンがおすすめ

・塗装部位ごとに使い分けることもある

では次で詳しく紹介します。

ウレタン塗料は高級感を求める人におすすめ

ウレタン塗料は、ツヤがある仕上がりになり、高級感を求めたい人におすすめです。

しかし、汚れが付着しやすく変色も早いため、美観を維持するなら、より早い段階での塗装が必要になります。

コスパを重視するなら、シリコンがおすすめ

コスパを重視する場合には、シリコン塗料がおすすめです。

というのも、価格こそウレタンよりも少し高いですが、耐用年数がウレタンより長いため、最終的なコスパがウレタン塗料よりもよくなるからです。

長い目で見たときの費用を抑えたい場合には、シリコン塗料がおすすめですよ。

塗装部位ごとに使い分けることもある

シリコン塗料とウレタン塗料を塗装部位ごとに使い分けることもあります。

というのも、シリコン塗料の方が耐用年数が長いものの、木部の塗装や相性や劣化の影響を受けにくい軒天などの部分ではウレタン塗料の方が適しているケースもあるからです。

そのため、ウレタンとシリコン、それぞれの塗料をうまく使い分けることも、コスパを最大限に高めるためのポイントと言えるでしょう。

シリコンとウレタン、それぞれの特徴を知り、後悔ない塗装をしましょう

この記事では、ウレタン塗料とシリコン塗料のそれぞれのメリットやデメリット、塗料ごとの違いについてお伝えしました。

ウレタン塗料はどんな下地にも使いやすく、高級感ある仕上がりになりますが、コスパはよいとは言えず、シリコン塗料はコスパはよいものの、どんな下地でも使えるわけではありません。

そのため、お客様の要望や外壁の状態に合わせて最適な塗料を選ぶのが大切です。

外壁塗装をお考えであれば、お客様の要望や外壁の状態を把握してみることから始めてみてください。