はじめに:ひび割れは“よくある”けど、放置していいもの・ダメなものがあります
外壁のひび割れ(クラック)は、築年数が進むと多くの家で見られます。
ただし、ひび割れは 雨水の入口 になることがあり、放置すると内部の劣化につながるケースもあります。
大切なのは、ひび割れを見つけたときに
「危険度を見分ける」→「適した補修を選ぶ」 ことです。
まずはセルフチェック:危険度が上がりやすい“ひび割れの特徴”
次の項目に当てはまるほど、早めの点検がおすすめです。
✅ 危険度が上がりやすいサイン
- ひび割れが 太い/長い/数が増えている
- 同じ場所に毎回出る(再発している)
- ひび割れに 段差(ズレ) がある
- 窓・ドアの角から 斜めに伸びている
- 雨の後に、その周辺だけ 濡れ跡・黒ずみ が出る
- 室内側(クロスや天井)に シミ・カビっぽさ がある
※太さは目安ですが、明らかに「線」ではなく「割れ目」に見える場合は、現地確認が安心です。
ひび割れの種類(よくあるパターン)
ひび割れは大きく分けると、次のようなタイプがあります。
① ヘアクラック(髪の毛みたいに細い)
塗膜の劣化や、表面の乾燥収縮などで出ることが多いタイプ。
すぐ危険とは限りませんが、塗膜が弱っている合図でもあります。
② 構造クラック(太め・深そう・再発しやすい)
下地まで影響している可能性があり、雨水侵入や内部劣化のリスクが上がります。
段差や再発がある場合は要注意です。
③ 開口部クラック(窓・玄関まわりに出やすい)
窓やドアの角は力が集中しやすく、斜めに割れやすい場所です。
放置すると雨水が回りやすいことがあります。
④ モルタル外壁の“網目状”の細かいひび割れ
経年で細かなひびが増えることがあります。
一つ一つは細くても面で増えてくると、塗膜の保護力が落ちている可能性があります。
※サイディングの場合は「ボードの割れ」か「目地(シーリング)の劣化」かで対処が変わるので、そこも見分けポイントです。
放置すると起きやすいこと(見た目だけじゃない)
「雨漏りしてないから大丈夫」と思われがちですが、実際は 雨漏りの前に内部が傷む ことがあります。
放置リスク1:雨水が入り、下地が傷む
ひび割れから入った水が、下地材を湿らせたり、木部を痛めたりする原因になります。
放置リスク2:ひび割れが広がる・増える
ひび割れの原因が“動き”の場合、季節の温度差や振動で広がることがあります。
放置リスク3:塗膜の浮き・剥がれ・ふくれ
水分が入り込むと、塗膜が浮いて膨らんだり、剥がれやすくなります。
放置リスク4:補修範囲が大きくなり、結果的に高くつく
初期なら部分補修で済んだのに、放置で広範囲の補修が必要になるケースは多いです。
補修方法の違い(“ひび割れの種類”で変わります)
ひび割れ補修は「埋めればOK」ではなく、症状に合った方法が重要です。
① 軽微なひび割れ:下地調整+塗装で対応できるケース
- 微細なひび割れを拾い、下地を整える
- ひびに追従しやすい材料・工程で塗る
→ 見た目が整い、防水性も回復しやすいです。
② 太め・深め:カット処理+充填など、補修工程が必要なケース
- ひびを整形(カット)して補修材が効く形にする
- 充填材で埋め、下地を復旧
→ “上から塗るだけ”より再発を抑えやすくなります。
③ 動きが疑われる・再発している:原因確認が最優先
- 建物の動きや下地の状態を確認
- 状況により注入や補強が必要なことも
→ ここは現地で判断しないと危険です。
見積書で確認すべきポイント(ひび割れ補修は“書き方”が命)
ひび割れ補修は、見積の書き方で会社の誠実さが出ます。
✅ 良い見積の特徴
- 「クラック補修」が 一式だけでなく、方法や範囲が分かる
- どの場所にどの補修をするか、説明がある
- 補修後の工程(下塗り→中塗り→上塗り)が明確
⚠️ 注意したい見積の特徴
- 「下地処理一式」「補修一式」だけで詳細がない
- ひび割れが多いのに、補修項目がほぼ出ていない
- 施工写真の提出や説明がない
点検の依頼をするなら:写真を撮っておくと話が早い
問い合わせ前に、スマホで以下を撮っておくとスムーズです。
- ひび割れ全体(遠目)
- ひび割れのアップ(ピントしっかり)
- 窓の角など位置が分かる写真
- ひび周辺の黒ずみ・濡れ跡があればそれも
よくある質問(FAQ)
Q1. ひび割れが1本だけなら放置でいい?
A. 位置と状態次第です。細くても 窓まわり・雨が当たる面・再発 は早め確認がおすすめです。
Q2. 自分でコーキングを埋めてもいい?
A. 応急処置としてはあり得ますが、材料の相性や仕上げで逆に悪化することも。
「何の外壁で、どのひび割れか」を見て判断した方が安全です。
Q3. 触ると粉がつく(チョーキング)けど関係ある?
A. 関係あります。チョーキングは塗膜劣化のサインで、ひび割れとセットで起きやすいです。
Q4. ひび割れ補修だけで済む?外壁塗装も必要?
A. 軽微なら部分補修で済む場合もありますが、塗膜が全体的に弱っていると塗装が必要になることも。現地確認が確実です。
CTA(お問い合わせ導線)
大阪市平野区周辺で、外壁のひび割れが気になる方は、まずは状況確認からでOKです。
現地調査・お見積りは無料なので、「これって危ない?」という段階でもお気軽にご相談ください。

