シーリング(コーキング):打替えと増し打ちの違い|どっちが必要?失敗しない判断ポイント

シーリング(コーキング)の「打替え」と「増し打ち」の違いと、失敗しない判断ポイント シーリング
  1. はじめに:シーリングは“外壁の防水ライン”です
  2. まず結論:迷ったら「目地は打替え」が基本になりやすい
  3. シーリングの役割(なぜ重要?)
  4. 劣化のサイン(セルフチェック)
  5. 打替えと増し打ちの違い(図解するつもりで理解すると簡単)
    1. ① 打替え(うちかえ)とは
    2. ② 増し打ち(ましうち)とは
  6. どっちが必要?判断の考え方(ここが一番大事)
    1. ✅ 目地(サイディング継ぎ目)
    2. ✅ サッシ周り(窓枠・ドア枠)
    3. ✅ 劣化が強い(剥離・破断・硬化)
    4. ✅ 逆に増し打ちが不利になりやすいケース
  7. シーリング工事の基本工程(ちゃんとしてるかの判断材料)
  8. 外壁塗装と“同時施工”が基本(理由:足場)
  9. 見積書で“絶対に見る”5つのポイント(ここ超重要)
    1. ① 施工箇所が分かれているか
    2. ② 数量が m(メートル) 表記か
    3. ③ 工法(打替え/増し打ち)が明記されているか
    4. ④ 材料(種類)が書かれているか
    5. ⑤ プライマー等の工程説明があるか
  10. よくある失敗例(これを避ければOK)
  11. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 外壁だけ塗ってシーリングをやらなくてもいい?
    2. Q2. シーリングは何年くらいで劣化する?
    3. Q3. 打替えと増し打ち、どっちが長持ち?
    4. Q4. 見積で「シーリング一式」ってダメ?
    5. Q5. シーリングの上から塗装して大丈夫?
  12. CTA(お問い合わせ導線)

はじめに:シーリングは“外壁の防水ライン”です

外壁の目地やサッシ周りに入っているゴムのような部分、これが シーリング(コーキング) です。
サイディング外壁では特に重要で、ここが劣化すると

  • 目地の隙間から雨水が入りやすくなる
  • 下地が湿って傷む
  • 塗装が早く劣化する(割れ・剥がれ・膨れ)

などにつながることがあります。

外壁塗装は見た目が主役に見えますが、実は シーリングの良し悪しが耐久性に直結します。


まず結論:迷ったら「目地は打替え」が基本になりやすい

ただし、場所や状態によっては増し打ちが適しているケースもあります。
大事なのは、“どこを、どの工法でやるか”を分けて考えることです。


シーリングの役割(なぜ重要?)

シーリングは外壁材同士の隙間を埋めるだけでなく、次の役割を担っています。

  • 雨水の侵入を防ぐ(防水)
  • 建物の動きに追従して、外壁材の割れを抑える(伸縮)
  • 隙間からの風・ホコリ・虫の侵入を抑える

つまり、シーリングが傷んでいると、外壁全体の耐久性に影響が出やすいです。


劣化のサイン(セルフチェック)

次の症状があれば、塗装と一緒にシーリングも要チェックです。

  • ひび割れ(表面に細かい割れが走る)
  • 肉やせ(痩せて溝が深く見える)
  • 剥離(外壁材から剥がれて隙間ができる)
  • 破断(途中で切れて穴が開いている)
  • 触ると硬い/弾力がなくなっている

特に「剥離」「破断」は雨水の入口になりやすいので、早めに確認した方が安心です。


打替えと増し打ちの違い(図解するつもりで理解すると簡単)

① 打替え(うちかえ)とは

古いシーリングを撤去して、新しいシーリングを入れ直す方法です。

特徴

  • 性能をしっかり回復しやすい
  • 目地の中まで新しくなる
  • 工程が多く、手間はかかる(=適正にやると安すぎない)

向いていることが多い場所

  • サイディングの 目地(ボードとボードの継ぎ目)
  • 劣化が進んでいる箇所(剥離・破断)

② 増し打ち(ましうち)とは

既存のシーリングの上に、新しいシーリングを重ねて施工する方法です。

特徴

  • 撤去が少ない分、工程が短い
  • ただし既存の状態が悪いと密着しにくい
  • 施工厚みが取りづらい場合がある

向いていることがある場所

  • サッシ周りなど、撤去すると防水ラインを壊しやすい場所
  • 既存が比較的しっかりしていて、増し打ちで厚みを確保できるケース

どっちが必要?判断の考え方(ここが一番大事)

結論、「打替えが良い/増し打ちがダメ」ではありません。
場所と状態で使い分けるのが正解です。

✅ 目地(サイディング継ぎ目)

  • 基本は 打替え が選ばれやすい
    理由:目地は動きが大きく、劣化も進みやすいから

✅ サッシ周り(窓枠・ドア枠)

  • 状況により 増し打ち になることも多い
    理由:撤去すると雨仕舞(防水のライン)に影響が出る場合があるから

✅ 劣化が強い(剥離・破断・硬化)

  • 打替えが必要になりやすい
    理由:上から足しても密着しない/中が空洞になっている可能性

✅ 逆に増し打ちが不利になりやすいケース

  • 既存がボロボロで、表面が粉っぽい
  • 厚みが取れない形状(薄くしか乗らない)
  • 既存が剥がれて隙間が大きい

ここは現場での判断が重要なので、説明が丁寧な会社を選ぶのが安心です。


シーリング工事の基本工程(ちゃんとしてるかの判断材料)

打替えの場合、ざっくりこんな流れです。

  1. 既存シーリング撤去
  2. 目地内部の清掃
  3. プライマー塗布(密着の要)
  4. シーリング充填
  5. ヘラでならして仕上げ
  6. 乾燥・硬化
  7. 必要に応じて塗装工程へ

特に重要なのが プライマー
ここが雑だと、見た目は綺麗でも剥がれやすくなります。


外壁塗装と“同時施工”が基本(理由:足場)

シーリングは外壁塗装とセットで行うことが多いです。

  • 足場が共通になる(別々だと足場代が二重になることも)
  • 塗装前にシーリングを整えておくと、仕上がりが綺麗
  • 劣化箇所をまとめて直せる

ただし、シーリングの種類や工程順はケースで変わるので、工程の説明があるか確認すると安心です。


見積書で“絶対に見る”5つのポイント(ここ超重要)

シーリングは見積に差が出やすいので、ここをチェックしてください。

① 施工箇所が分かれているか

  • 目地
  • サッシ周り
  • その他取り合い
    が分けて書かれていると安心です。

② 数量が m(メートル) 表記か

シーリングは㎡ではなく m で出ることが多いです。
「一式」だけだと比較できません。

③ 工法(打替え/増し打ち)が明記されているか

同じ“シーリング工事”でも内容が全然違います。

④ 材料(種類)が書かれているか

例:変成シリコン系、高耐久タイプなど
※用途に合わせた提案ができる会社かの判断材料になります。

⑤ プライマー等の工程説明があるか

見積に全部書かれないこともありますが、質問した時に説明できるかが大事です。


よくある失敗例(これを避ければOK)

  • 外壁だけ塗って、シーリングはそのまま → 数年で目地が割れてくる
  • 安い見積でシーリングが「一式」 → 実際は最低限しかやっていなかった
  • 目地も増し打ちで済ませた → 厚み不足で早期劣化
  • 工程が不明で、プライマーが雑 → 剥がれやすい

よくある質問(FAQ)

Q1. 外壁だけ塗ってシーリングをやらなくてもいい?

A. 劣化しているなら同時がおすすめです。後でやると足場が再度必要になることもあります。

Q2. シーリングは何年くらいで劣化する?

A. 環境で変わります。ひび割れ・肉やせ・剥離が見えたら点検のタイミングです。

Q3. 打替えと増し打ち、どっちが長持ち?

A. 一般に目地は打替えが選ばれやすいですが、場所と状態に合っているかが最重要です。

Q4. 見積で「シーリング一式」ってダメ?

A. ダメとは言い切れませんが、比較できないので要注意。m数、箇所、工法を確認しましょう。

Q5. シーリングの上から塗装して大丈夫?

A. 工程や材料によります。塗装とシーリングの整合性を説明できる会社が安心です。


CTA(お問い合わせ導線)

大阪市平野区周辺で、目地の割れ・隙間・剥がれが気になる方は、まずは状況確認からでOKです。
現地調査・お見積りは無料。写真だけの相談も歓迎しています。