トラブルが起きないように
「外壁塗装でトラブルが起きないようにしたい」
「トラブルが起きてしまったときはどう対処したらいい?」
そうお悩みではないでしょうか。
外壁塗装は大掛かりな工事ですし、トラブルが起きてしまう事例も珍しくありません。
とはいえ、できればそんなトラブルを気にすることなく工事をお願いしたいもの。
そこで今回は外壁塗装で起こりがちなトラブルとその対処法について、具体的にお伝えします。
外壁塗装で起こるトラブルとは?
外壁塗装で起こりがちなトラブルは以下のものがあります。
- 施工不良
- 仕上がりの色がイメージと違う
- 近隣とのトラブル
- お金に関するトラブル
施工不良
外壁塗装のトラブルで多いのが施工不良です。
細かい事例や3年もしないうちに塗料が浮き、剥がれが出てきたなんて場合はほぼ施工不良が原因。
考えられる原因はたくさんありますが、例えば以下のものが挙げられます。
- 下地処理が不十分だった
- 下塗りが十分ではなかった
- 高圧洗浄で乾く前に塗ってしまった
- 塗料と外壁の相性がよくなかった
これらの場合、優良な業者であれば保証で対応してくれますが、悪質な業者の場合は対応してくれないこともあります。
まずは優良な業者をしっかりと選ぶことが大切だと言えるでしょう。
仕上がりの色がイメージと違う
仕上がりの色がイメージと違うなんてケースも中にはあります。
考えられる原因としては以下のものがあります。
・塗装業者が塗料を間違えている
・お客様が塗料のイメージを十分にできていなかった
これは残念ながら後者のお客様が仕上がりのイメージができていないケースが多いです。
前者であれば、塗装業者のミスであるため、無償で対応してもらえますが、後者の場合はお客様都合の過失になるため、対応できないことがほとんどです。
外壁塗装で大切な塗料の選び方
近隣とのトラブル
外壁塗装は大きなトラックが出入りしますし、塗料の関係で近隣に多少なりとも迷惑をかけてしまいます。
たとえば、以下のようなトラブルが起こりえます。
- 近隣挨拶をしていないために近隣からクレームが起きる
- 塗料が近隣の方の車や所有物に付着した
このようなトラブルが起きないためには、近隣挨拶をしっかりと行い事前に了承を得ることが何よりも大切です。
お金に関するトラブル
外壁工事で多いのがお金のトラブルです。
例えば以下のようなトラブルがあります。
- 頼んでいないのに屋根まで塗装して追加工事費用を請求された
- 塗ってほしい部分を塗装せず、その部分を塗装するには追加費用がかかると言われた
上記のようなケースも中にはあります。
外壁塗装で起こるトラブルの対処法は?
外壁塗装でよく起きるトラブルに対処するには、優良な業者を見つけることが第一です。
とはいえ、その業者を見分ける基準がよくわからないという人も少なからずいますよね。
具体的には以下の基準を参考にするとよいでしょう。
- 契約内容や保証内容をよく確認する
- サンプルを選ぶときは面積効果を意識する
- 近隣挨拶は必ず行う
契約内容や保証内容をよく確認する
外壁塗装の契約をするときにはその契約内容をよく確認することが大切です。
具体的には以下のことを確認しましょう。
- 工事はどこまでが作業範囲なのか
- 適切な工事はきちんと見積もりに反映されているか
- 外壁の調査はしっかりとしてくれているか
- 工事の保証はどこまで行ってくれるか
- 保証書は発行してくれるか
見積もりを見ても今ひとつわからない場合には必ず、上記の点について納得できるまで確認してください。
その対応の仕方によって優良な業者かそうではないか、自然に見極められるでしょう。
サンプルを選ぶときは面積効果を意識する
サンプルと実際に塗装した仕上がりの外壁は同じ色番号でもその見え方に違いがあります。
その理由が面積効果です。
面積効果とは、同じ色でも面積が違うことで見え方の印象が変わることのことです。
具体的には以下の違いが現れます。
- 明るい色の場合は実物の外壁より濃く見える
- 濃い色の場合は実物の外壁よりも薄く見える
こうした色のイメージを調整するために、いいなと思った色の1段階濃いものか薄いものかを選ぶようにするとちょうどよい仕上がりになります。
またサンプルを見比べるときは必ず外壁に直接当ててみて、同じ環境で確認するとイメージの食い違いは少なくなりますよ。
近隣挨拶は必ず行う
塗装業者と近隣挨拶は必ず行いましょう。
優良な業者であれば、近隣挨拶は必ず行ってくれますし、飛散する恐れがある場合にはその対象に対して養生を施してくれます。
塗装業者のトラブルは優良な業者を選んで未然に防ぐことが大切
今回は外壁塗装でどんなトラブルが起きるのか、どう対処したらいいのかについて解説しました。
外壁塗装のトラブルの事例はたくさんありますが、優良な業者を選ぶことさえできればそれほど心配することでもありません。
契約段階の前に「本当に信頼できる業者なのかどうか」しっかりと確認しておきましょう。