外壁モルタルの塗り方の種類は?塗り方の特徴をわかりやすく

外壁塗装モルタル 外壁塗装

外壁塗装モルタルは塗り方によって、見た目が大きく変わるため、外観の仕上がりにこだわりたい人におすすめの塗り方です。
しかし、どのような仕上げ方があるかわからない人も多いのではないでしょうか。

この記事では外壁モルタル工事の塗り方の種類や特徴、注意点について解説します。
外壁モルタルに塗装工事を検討している方はぜひ参考にしてください。

外壁モルタルは塗装の仕上げ方でスタイリッシュに

外壁モルタルの塗装は塗り方の種類によって、見た目の印象が大きく変わることが特徴です。
他の外壁と異なり、板状の建材で仕上げないため、継ぎ目ができず、スッキリした印象に仕上がります。

外壁モルタルの塗り方の種類は?

外壁モルタルの塗り方の種類にはいくつかあり、見た目の印象が異なります。どのような塗り方があるのか、次で解説します。

リシン仕上げ

リシン仕上げとは、粒状の石谷セメント、着色剤を外壁に吹き付ける仕上げ方です。
1970〜80年によく見られた後方で、独特の雰囲気があります。

しかし、凸凹が大きいため、汚れが付着しやすく、塗膜が薄いため、他の塗料よりもやや劣化しやすい点がデメリットです。

スタッコ仕上げ

スタッコ仕上げとは、石灰や水、セメント、砂などを混ぜたものを塗りつける方法です。
リシン仕上げと比べると、塗膜が厚く、耐久性がやや高まっています。
また、リシンと比較すると、粒子が細かい点が特徴です。

吹付タイル

吹付タイルとは、タイルのような模様をつけていく塗装方法です。
材料を1〜3mmの厚みで塗り、塗膜に厚みがあるため、重厚感があることが特徴です。

柚子肌仕上げ

柚子肌仕上げは柚子の皮のように、細かい表面の凸凹がついた仕上げ方です。
吹付タイルよりもより細かい凸凹で仕上げます。

明るめの色であると、柚子肌仕上げがわかりやすくなります。

左官仕上げ

左官仕上げとは、コテを使い、左官材を塗りつける仕上げ方です。
アイカ工業のジョリパットやエスケー化研のベルアートという商品が有名で、他の材料とは異なり、ハンドメイドでより凹凸が際立つ仕上げができます。

コテを使うため、より表現の幅が広げられる点が特徴です。
その反面通常の塗装方法と比べて、時間がかかり、工事費用がかかりやすくなっています。

外壁モルタルの塗装をする際の注意点

外壁モルタル工事は意匠性が高い仕上げ方ですが、工事の仕方に注意が必要です。
ここではどのような注意があるか、解説します。

職人の技量の影響を受けやすい

外壁モルタルの塗装工事はどのような意匠で仕上げるかについて、職人の技量を受けやすく、塗装業者によって仕上がりに大きな差が生まれやすい工事です。

そのため、施工実績を確認し、信頼できる業者に塗装を依頼することが大切です。

汚れが付着しやすい

外壁モルタルの塗装工事は、凸凹が大きくなるため、汚れが付着しやすい点がデメリットです。
凸凹に水分やゴミが付着することから、カビやコケが発生しやすく環境によっては美観を損なう可能性がある点に注意が必要となります。

ひび割れしやすい

外壁モルタルはその性質上、職人の腕前にかかわらず、ひび割れしやすい点に注意が必要です。
ひび割れの大きさによっては劣化の進行にも影響を与えます。

まとめ

外壁モルタルは塗り方によって、見た目に大きな影響を与えるため、家の外観にこだわりたい方にはおすすめの塗り方です。

しかし、他の建材の場合と比べると、塗装業者の質の影響を受けやすいため、質が高い塗装業者を選ぶ必要があります。
塗装業者選びの参考にしてください。