外壁塗装の工事中は普段の生活にはないことが起き、大きなストレスの原因になります。
そのようなストレスを少しでも緩和するためには、事前の対策が欠かせません。
今回は外壁塗装工事中の過ごし方について解説します。
外壁塗装時の生活への影響
外壁塗装時に起きる生活への影響としては、以下のようなものがあります。
・家全体が暗くなる
・日中は音が発生する
・塗装の匂いが気になる可能性
・エアコンは使えない
・高圧洗浄時に水が中に入る可能性
これらの影響を知っておき、あらかじめ対策しておくと、外壁塗装中の生活への影響を最小限にできるでしょう。
家全体が暗くなる
外壁塗装工事中は、家全体が暗くなります。
塗料の飛散を防止するためのシートを家の周りに張り、プライバシーの観点からカーテンを閉めっぱなしにすることになるためです。
完全に遮光されるわけではないため、真っ暗にはなりませんが、それでも普段の生活よりは暗くなるのは避けられません。
日中は音が発生する
外壁塗装の作業中はどうしても音が発生してしまいます。
高圧洗浄機などを動かしているときは、機械の作動音や水音がし、職人が足場を動く音や作業音などもするでしょう。
足場の設営や解体時にも騒音発生は避けられません。
また、職人の雑談などの声が入ることもありえます。
どの程度の音がするかは、日によって変わりますが、いずれにせよ、ある程度心構えは必要です。
塗装の匂いが気になる可能性
外壁塗装工事中はどうしても匂いが発生します。
特に化学物質に苦手意識がある方や、赤ちゃんや子どもがいるご家庭では、気になることも多いでしょう。
人によっては体調を崩す可能性もあります。
匂いの問題が耐え難い人は、匂いが少ない塗料を検討してもよいでしょう。
高圧洗浄時に水が中に入る可能性
外壁塗装では既存の外壁の汚れや古い塗膜を剥がすため、高圧洗浄という作業を行います。
この作業では壁に対して強い水圧の水を当てる作業です。
この作業の際に、外の換気扇や窓から水が入り込んでしまう可能性もあります。
優良な塗装業者であれば、事前に注意喚起し、作業を行うはずですが、匂いが入りこむこともあるため、換気扇なども確認しておきましょう。
外壁塗装時の家での過ごし方
外壁塗装の工事中は、何かと生活への影響は避けられません。
しかし、事前に工夫し対策しておけば、ある程度悪影響を回避可能です。
どのような過ごし方をすればよいか、次で解説します。
窓は原則開けない
外壁塗装の工事中は窓を原則開けてはいけません。
高圧洗浄時は、水が入る可能性があるため、特に避けた方がよいですが、それ以外のタイミングでも原則としておすすめできません。
また、窓も飛散防止のシートをかける場合もあります。
窓を開けておくと、塗装時に発生するほこりや塗料が中に入り込む可能性があるほか、匂いが部屋の中に入り込んでしまう可能性もあります。
カーテンも閉めておく
外壁塗装中はカーテンも閉めておきましょう。
塗装工事の際は、家の窓すべて外から中の間取りや家族構成などを覗くことが可能な状態になるため、プライバシー確保の観点からも重要です。
空き巣対策としても重要な役割を果たします。
洗濯物は外に干さない
外壁塗装工事中は洗濯物を外に出すことは避けましょう。
外に出すことで、ホコリや塗料が付着する可能性や匂いがついてしまう可能性があります。
これらの汚れや匂いは一度ついてしまうと簡単には落とせません。
工事中のスケジュールや間取りによっては、一時的に外の利用が可能になる場合もあります。
どうしても外で干したいという場合には、塗装業者に事前に相談しておきましょう。
戸締りはしっかりと
外壁塗装工事中はしっかりと戸締りをしておきましょう。
外壁塗装中は足場から2階や屋根への侵入が容易にできてしまうだけではなく、外から内部の様子が見えにくいため、空き巣の被害にあう可能性があります。
そのため、外壁塗装工事中は、普段以上に戸締りに気を使っておかなければいけません。
場合によっては防犯装置などの設置も選択肢になります。
エアコンは基本的に使用可能
外壁塗装中エアコンの使用が可能かどうか気になる人も多いでしょう。
エアコンは外壁塗装中でも問題なく利用できます。
外出は問題なし
外壁塗装工事中の外出は問題ありません。
塗装工事中はどうしても家にいると、ストレスになることが増えてしまうため、外出しておくことで、生活への影響は最小限に抑えられます。
可能であれば、外出する予定を伝えておくと、もしものときにもスムーズに対応できるでしょう。
外壁塗装工事中の過ごし方は事前に対策しておきましょう
外壁塗装工事中は騒音、塗料の匂いなど普段の生活とは生活の様子が大きく変わります。
普段の生活では起きないようなことが起き、大きなストレスにもなるため、事前の対策が重要です。
外壁塗装工事中の過ごし方の参考にしてください。
